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「留学してみたい!」と思った人に知ってほしい留学のキホン

留学先でお世話になったワンルームです

「留学して本場の英語を学びたい」と漠然と考えている人は多いようですが、実際に留学しようと思ったらどんな手続きが必要なのか、どうやって行けばいいのか、分からないという人も少なくないのでは? 留学する気がない人でも、これを読めば興味がわくかもしれませんよ。

留学したい、でもどうやって?

外国人と勉強

交換留学

中高生や大学で多い交換留学。期間は数週間から1年程度が主流。

英語の勉強をしたり、情報を集めたりしていると、必ず「留学」の2文字が目に付くと思います。海外に行って本場の英語環境に飛び込んでみたい、と誰しもが思うのではないでしょうか。

でも、いざ留学しようとするとどんな方法があってどういう準備が必要なのか、よくわかっていない、という人も少なくないと思います。

今すぐに留学しないという人でも、事前に知っておいたほうがいいことはいろいろとあります。後から「もっと早く知っておけばよかった…」と悔しい思いをしないためにも、留学の基本をチェックしておきましょう。

留学するって何しに行くの?

そもそも、留学というのは、何をするために行くものなのでしょうか?

ただ海外に行ってきました、では単なる旅行です。留「学」ですから、何かを勉強するために行くわけですが、一口に留学と言ってもその目的は様々です。ここでは主流になっている3つを紹介します。

語学

英語学習をしている人にとって一番身近なのは「語学留学」と呼ばれるものでしょう。英語など、他の言語を勉強することを目的とした留学です。現地の語学学校に通って勉強することが多いようです。英語学習をしている人にもこうした留学を目指したり、実際に海外に行くなどしている人が多いようです。

学術

大学や大学院など、専門的な内容を勉強するための留学です。最先端の研究ができたり、その道の権威から教わることができるなどのメリットがありますが、そのぶん高度な語学力が必要になるため、留学の最初に語学学校に通ったりする場合もあるようです。

文化・スポーツ

他国の文化を学んだり、盛んになっているスポーツの技術を学ぶための留学です。中高生が教育の一環で留学することがありますが、言葉を勉強すると言うよりは海外の文化について学ぶという面が大きいので、このジャンルに属すると言えます。

また、スポーツでは海外の強豪国に行って本場の技術を学ぶ、という場合もあるようです。サッカーなどが有名ですね。

どうやって留学するのか?

留学すると決めて何の準備もなく海外に行っても何も始まりません。特に海外で学校に通う場合はそのためのビザが必要になるため、あらかじめ準備してからでないと入国すらできません。

留学するにはある程度決まったやり方がありますので、そうした方法も知っておいたほうが何かと便利です。紹介している内容は重複する部分もありますので、キーワードとして覚えておくとよいでしょう。

交換留学

中高生や大学で多いのが交換留学です。何を交換するのかというと、生徒や学生を交換します。つまり、日本から他の国に留学生を送って、相手の国からも留学生を受け入れる、というシステムです。

基本的には事前に決められたホストファミリー宅でホームステイとなり、現地の生活を体験するという形になっています。期間は数週間から1年程度が主流のようです。

大学が海外の大学と協定を結んでいる場合には、その大学との連携の1つとして交換留学の形をとることもあります。大学生の場合には寮が指定され、そこで生活することが多いようです。大学では派遣留学という言い方をする場合もあります。

私費留学

私費留学は自分で留学先の学校や期間を決めて留学するスタイルです。所属する学校や団体が提供している制度では思い通りの留学ができないという人は、自分でお金や留学先を準備して行くことになります。

留学の方法を全て自分で決めることができるのが大きなメリットですが、その反面お金がかかってしまうのがデメリットになります。

官費留学

国に費用を負担してもらって留学するのが官費留学です。省庁の官僚が留学する際に使われる言葉で、一般の人にはほとんど馴染みがありません。なぜ官費留学を紹介したかというと、官費留学ではない留学を私費留学、と呼ぶ意味もあるからだったんです。

ワーキングホリデー制度

留学、という意味では少し異なりますが、覚えておくといいのがワーキングホリデー制度です。これは、対象になっている国に長期間滞在することができ、滞在先で生活費を得るために仕事をしても構わない、という制度です。

期間は国に3ヶ月程度から1年と幅がありますが、制度の目的が国際交流なので、滞在中は何の活動をしてもよいことになっています。

注意しておきたいのは、18歳から25歳(国によっては30歳)までに申請する必要があり、一生に一度しか使えないという点です。若者の海外交流を促す目的があるための制限ですが、うまく使えば海外で長期間滞在することができますので、お得な制度と言えそうです。

情報収集が留学成功のカギ

留学の意味とその方法についてご紹介しましたが、これは留学についてのほんの一部です。人や目的によって条件が異なりますし、この他にもビザの取得やお金の工面など、いろいろな準備が必要です。

準備が足りずに満足な留学生活を送れなかった……という人も少なくありません。留学したいと思ったら、まずは情報収集から始めるのが成功への近道だと言えそうです。

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